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ヘルスプロテクトの施工方法と手順

1. 下地の調査 -どんな下地に施工するのか?-

塗装を行う下地の確認を行う。
1. 新築施工またはリフォーム施工の確認を行ってください。
2. 下地の材質(石こうボード、木、コンクリートなど)の確認を行ってください。
なお、リフォームの場合、下地の仕上げ材の確認を行ってください。

*リフォーム施工の際は、以下のことに注意し、行ってください。
■旧クロス…クロスをはがし、下紙をできるだけはがす。
■旧塗装…旧塗装の除去
■表面が柔らかい古壁…古壁を除去
■段差がある場合は、パテで段差処理を行ってください。
■下地にカビが発生している場合はカビ処理を必ず行ってください。
■ビスなどの鉄部がある場合は防錆処理を必ず行ってください。

2. 下地の調整

各種下地にあった下地処理を行う。
1. 新築施工およびリフォーム施工、下地の種類によって下地処理方法は異なりますので必ず適切な下地処理をおこなってください。
2. 下地の状況に応じてアクやヤニ止めシーラー等の下地調整材を使用してください。
下地処理

塗装面(RC・木材・PB等)のほこり・付着物をチェックし、清掃を充分に行います。下地にあった適切な下地処理を行います。ビスはステンレス製またはアルミ製を使用し、深打ちを行い、防錆処理を充分に行います。ジョイント部は寒冷紗を使用し、パテ処理を行います。

3. ヘルスプロテクト塗布

ヘルスプロテクトを規定量塗布する(300g/㎡相当)(スミキャス時450g/㎡相当)

*注意:ヘルスプロテクトは必ず充分に攪拌してから塗布して下さい
    攪拌量が少ないと炭の電磁特性を十分に得られない場合があります
ヘルスプロテクト塗装

周囲を汚さないように養生し、塗装面積を算出したうえで塗装を行います。ヘルスプロテクトは木炭が沈殿することがありますので、塗装前には充分に攪拌を行います。塗装時は防護服および防護メガネ等を着用し、換気をしながら塗装作業を行います。
(注)塗装作業中は火気厳禁です。


タイムプラス映像 You Tube

塗装用の刷毛を用いて入り隅や天床際から塗布します
その後ローラーにて平面を塗布します。
1度塗で(150g/㎡)相当塗布できる目安として通常は
2度塗り(300g/㎡)を行います
スミキャスを設置する場合は3度塗り(450g/㎡)相当を塗布し
通電性を確保してください

*抵抗値5㏀以下が望まし

4. 仕上げ材の施工

ヘルスプロテクト用の仕上げ材、または使用可能仕上げ材を使用

通気性クロス仕上げ

通気性のある使用可能クロスを使用して仕上げを行います。ただし、クロスの種類によっては下地の黒色が透けたり、ヘルスプロテクトの原料木炭に含まれる鉄錆が稀に出てくることがあります。また、クロスによってはヘルスプロテクトの吸着性能によって室内の汚れをひきつけやすくなることがありますのでご注意ください。ヘルスプロテクト用通気性 化粧塗料を使用される場合は中塗り材を使用することで、下地の色かぶりや経年変化による汚れの付着等を軽減させる働きがあります。

※写真はクロス仕上げの写真です。ヘルスプロテクト用通気性 化粧塗料などで仕上げることもできます。
*施工時の注意事項
下地に合った適切な下地処理を行い、ジョイント部は寒冷紗を使用しパテ処理を行ってください。ビスはステンレス製またはアルミ製を使用し、深打ちを行い、ビス頭の防錆処理およびパテ処理を行ってください。下地の状況に応じてシーラー・プライマー・ヤニ止めシーラー等を使用してください。ヘルスプロテクトは木炭粉末を含有しているため、時間と共に木炭粉末が沈殿しますので、使用前には必ずよく攪拌を行って使用して下さい。塗装の際は、火気を厳禁とし防護服・防護めがね・防護マスクや換気等を充分に行って作業を行ってください。ヘルスプロテクトの養生時間は季節や作業環境によって異なりますので、仕上げを行う場合、養生を充分に行って仕上げの施工を行ってください。ヘルスプロテクトは急激に乾燥を行うと、ひび割れやムラなどの発生原因となることがあります。通気性のある使用可能クロスで仕上げを行う場合は、ジョイント部に和紙テープ等を使用することで、経年変化によるジョイント部の目開きによる下地の黒色が目立たなくなることがあります。ヘルスプロテクト用通気性 化粧塗料で行う場合は、中塗り材を使用することで、仕上材の色かぶり、経年による汚れ付着の程度を軽減させる働きがあります。詳細な施工方法および取り扱い注意事項は各マニュアルを参照してください。
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